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切腹者だよ!ほいのほいのホイ?
「だから、お前は試験無しで合格したの!」
何でやねん!そんな訳無いでしょう?
「私、地方選は不合格で、庄屋の娘さんの付き添いで来たんですけど…?あっちの方が本選合格間違いない!のお墨付きを頂いてあの…もしかしてあっちが付き添いだったとか?勘違いしてます?」
何かびっくりしてますけど?まあ、庄屋の娘さんは、はじめから何かタツミタクロウ似の息子さん狙いだったみたいだけど…。
「タツミタクロウ似の息子さん見たさに江戸に逃げる計画だったみたいだが?あれじゃ話にならんし…そっちは別口に回すから、どうやらお前の方が、殿の目に止まったみたい何だし…。」
何で?ぐちゃぐちゃ言い訳始める?!其処はすんなり進めませんか?
「私、殿の目に止まったつもりありませんし、あくまでも付き添い…えっ!どういう事?えっ!えっ!エープリルフールじゃありませんよね?だって地方選落選…あっ!」
確か受付で、名前を書けって怒鳴っていた何か居たな?
「お前は付き添いだって怒鳴り返したそうじゃないか?あれは、このまま逃げたら一族打ち首な?だと思うけど?どうするかな…。」
即答しまっせそうでっせ!
「一族打ち首は困ります!自分が手打ちになるのは、仕方ないけど…。」
一粒で二度びっくり!だけど…
「その話、殿のお耳に入れてはならん!て、言うか、その辺りはお前の胸にしまっておけ!」
もう1人がしまっておくはず無いのは、この時点で忘れてしまってましたね。本選に出る筈の庄屋の娘が心配してべらべら喋ってました。
「何?某が切腹かもって騒いでいる!わかった直ぐ行く!」
私は一体?あっお風呂をそろそろ支度しないと…逆算して見ると、殿の入浴時間が迫って居ると思うんだけど?あの…誰か殿様の風呂場を教えてくれませんか?
バタバタって全員何処に行く!何これ!?
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