ある日のこと⑦

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 そして、ここにきてやっとフリーズしていた優希くんが動き出しました。ぎこちない笑みを浮かべてメリッサちゃんに話しかけます。 「いやぁ、実はそうなんだよ〜。ていうかメリー、このお姉さんと知り合いだったんだな。ははは……」 「知り合いもなにもママだもん」 「え……?」  0.3秒、優希くんの脳みそが停止しました。そして、 「で、こっちがパパ」 「……?」  視界が真っ暗になりました。
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