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宮空先生に情報確認をしている俺に声を震わせながら康太が俺に声を震わせながら話しかけてくる。
「おまわりさん……頼む、瑠美を……助けてくれ……」
「康太、任せろ。瑠美ちゃんや他の子どもはおまわりさんが助ける」
康太に瑠美ちゃんの救出することを告げた俺は康太を宮空先生に任せ、刑事課に現場に到着したことを告げる。
「宮空先生ですよね、康太君をお願いします。あとは我々にお任せを」
「はい、じゃあ康太君、とりあえず校舎に戻ろう」
宮空先生が康太や他のクラスメイトと一緒に校舎に戻るのを確認すると俺は無線で刑事課の丸井刑事に連絡する。
「こちら地域課の大木です、刑事課の丸井警部補、応答願います」
「こちら丸井、大木巡査か、先程〇□小学校に渋井らしき男が人質をとって立てこもっているという通報があった。直ちに現場に向かってくれ」
「既に現場に到着しています、小学校に勤めている教師にも確認をとりましたが間違いないかと」
「そうか、では大木巡査、我々が到着するまで犯人を刺激しないよう説得し、人質の安全を最優先に行動しろ」
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