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2.
「じゃあ、その日ね、槙ちゃん!
トラブル起きても、絶対あがってよ?」
「はーい、了解です」
槙原遥は返事をすると電話を置いた。
電話の相手は、以前同じ職場、
空港で働いていた先輩の芹沢唯だった。
遥は、腐れ縁の元彼と2ヶ月前に別れ、
見かねた唯が紹介したい人がいると言うので、
あまり乗り気ではなかったが、
食事をする事になっていた。
久しぶりに唯に会うのが楽しみだから、
紹介は二の次でいいか、
遥はそんな事を思っていた。
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