4人が本棚に入れています
本棚に追加
/6ページ
奴隷達の実力
冒険者ギルドに立ち寄り、全員の登録を済ませてから背負い袋を買い与えて防具屋に向かう。
前衛には盾と皮鎧を、後衛にはローブを、後は全員に腕、服、靴を買い与える。俺は自前の装備があるので割愛。
次に武器やへ向かい、弓と剣と棍棒を買い与える。これで何時でも戦闘可能となった。
「腹は空いているか?」
「「はい」」「おう」
ダンジョンへ行く前に腹拵えをする事にした。出店で串焼きや携帯食を買い、歩きながら食べる。泊まり込むつもりはないので背負い袋の中身は空だ。
街外れのダンジョンに到着して番人に登録証を見せる。万が一の救助保険として金貨を預ける。無事帰還の際には返却される。
俺が真ん中になり二、一、一の隊列で進む。数刻で魔物と遭遇。ゴブリンが一匹か。
「ヌイ、お前が殺れ」
「はい」
戦闘は危なげ無く完勝。装備の扱いに問題はなさそうだな。
暫く歩けば再度遭遇。今度はニオに任せた。
「うらあ!」
ゴシャっと頭蓋が陥没して一撃で殺られるゴブリン。破壊力はヌイよりも圧倒的に上だな。動きもかなり良い。
最後にルエの戦闘を見たが、離れたゴブリンを土精霊で足を拘束してから弓でなぶり殺しにした。単独戦に不安要素は皆無だ。連携を見てみよう。
「複数のゴブリンを相手に三人で対処してみろ」
「「はい」」「アタシ一人でも十分だ」
いや、連携しろよ。ゴブリン二匹だとニオ一人で瞬殺だった。
三匹で漸く連携擬きの動きが見れた。過剰戦力でルエの出番がほぼ無かったが。
「ルエは四匹以上の時に土精霊で足止め、ヌイは一匹に集中、ニオは他の奴を好きにしろ」
「「はい」」「そうこなくっちゃ」
結果的に一階層は四匹以上は出てこずに階段を見つけた。誰も負傷せず、俺は一切手出ししていなかった。
楽だが、これだと俺は只の荷物持ちだな。荷物は魔石だけなんだが。
ダンジョンの魔物は死ぬと肉体が消失して代わりに素材や石を落とす。石には必ず魔力が込められているので魔石と呼ばれている。
「なあ、降りる前に人気の無い所で休憩しないか?」
ニオが、顔を少し赤らめながら進言してきた。厠か?
近くの行き止まりだった別れ道に戻り、其処で休憩する事にした。
「厠は少し離れた其処の岩影で済ませろ」
「厠じゃねえよ」
「なら何だ?」
「栄養補給させてくれよ。ご主人様の身体に触れる許可をくれ」
「おい、性行為は罰則になるだろうが」
「性交にならなければ大丈夫なんだよ。自慰行為まで罰則に含まれていたら大変だろうが」
「つまり、俺が手を出さなければ性行為には当たらないと?」
「その通りだ。ご無沙汰な上に戦闘で身体が火照って辛抱たまらん。アタシが下で勝手に始めるから上に乗ってくれよ」
「面白い、俺の身体に触れる事を許可しよう。ルエとヌイも好きにしていて良いぞ」
言うなり、ニオは皮鎧を外して服を脱ぐ。デカイ胸が露になる。仰向けに寝そべり、下腹部に手をやり自慰行為を始める。
俺が下半身の服を脱ぎ、直下立つバナナに眼を引かれた二人は、そろそろと下腹部に手が行っていた。
さて、俺のバナナミルクを与えてやろうじゃないか。
最初のコメントを投稿しよう!