4人が本棚に入れています
本棚に追加
/6ページ
致した後の所業
ルエはハーフエルフなだけあって、胸は控えめだが容姿端麗だ。
「俺の身体に触れる事を許可する。バナナミルクが欲しければ自分で搾り取ってみろ」
「はい。頂戴いたします」
バナナを口に含むべく、俺の目の前に跪く。そっと細い手を添えて皮を優しく剥き、露になった実を小さな口で食す。
体格の違いもあり、ニオに比べて根本まで入りきらず、喉の奥に先がたどり着いてしまう。
狭い分だけ圧迫感があり、程よい刺激がバナナの膨張を促す。中々のお手前。
ルエも興奮してきたのか、服ごしに胸を触りながら下腹部にも手が行っていた。
顔を押さえ込んで自らが動かしたい衝動を抑えながら暫く好きにさせていた。舌使いが上手く、もう直ぐにでもミルクが出てしまいそうだ。
しかし、それだと自慰行為が終わっていないルエを満足させられない。此処は外部からの刺激で先に絶頂を迎えさせよう。
エルフは性感帯が耳に有ると噂されている。試しに其処を攻めてみるか。
俺は魔力を集中させて、空間に歪みを二つ作る。そしてルエの耳元を包む様に歪みを動かす。すると、ルエがびくんと過敏に反応した。
「口が疎かになったぞ。もっと刺激を与えないとミルクは出てこないぞ?」
ルエは潤ませた瞳で俺を見てから、顔を前後に動かして喉の奥まで使いバナナに刺激を与えてきた。それにともない、下腹部の手が更に動きを早めていた。
間違って両手がルエの頭に行かない様に、腕組みしながら発射体制に入る。
俺は魔力を微妙に操作してルエの耳に刺激を与えながら、顔が動く度に後ろに束ねた銀髪がたなびく様子を眺めていた。
そして、遂にルエが絶頂を迎えた。小刻みな痙攣を起こし、焦点が合わなくなっていた。それに伴い俺もミルクを発射させる。
大量のミルクがルエの頬を膨らませる。溢さない様にゴクゴクと一生懸命飲み込んでいく。一滴も漏らすこと無く飲み干したルエの表情は、恍惚としていた。
綺麗な顔をミルクで汚せなかったことに少し残念な気持ちが湧いたが、それはまたの機会にしようと考え直した。
「ご馳走さまでした」
「口直しに水を飲むか?」
「いいえ。余韻に浸りたいので、口直しはいたしません」
「そうか。濡れた下着は乾かしておけ。今日はこれで休むぞ」
「はい。お休みなさいませ」
俺は服を着直してベッドに入る。ルエは逆に服を脱いで下着を乾かす。敢えて俺のベッドの近くに下着を置いて乾かす辺り、オカズを提供しようとでも言うのか?
かぐわしい香りに包まれながら俺は眠りに着き、翌朝快適な目覚めを迎えたのだった。下着はしっかりと乾いており、俺は朝立のオカズにはせず普通の朝食を食べた。
食堂の机を囲んでの顔合わせ。ルエには艶が出ており、それを見たニオは仏頂面になり、ヌイは想像で顔を赤らめながら食事をしていた。
最初のコメントを投稿しよう!