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結婚式
5月8日結婚式
夏歩は、前々日にエステに行き、前日、美容院とネイルサロンにも行き、全身綺麗にしてもらった。
「ただいま〜」
「おかえり〜」
「どう?」
「うわー綺麗〜!また、惚れ直しちゃう。明日楽しみだなぁ〜」チュッ
「ふふ、タクちゃんは、何してたの?」
「うん、散髪行って、明日の準備だよ。」
「な〜に?何かするの?」
「それは、明日のお楽しみ〜」
「そうなんだ。じゃあ楽しみにしてるね。」
結婚式当日の朝
もう既に入籍しているし、一緒に暮らしているので、
式場まで2人で一緒に向かう。
今日は、拓也も呑みたいだろう!とタクシーで行くことに…
到着後すぐに、リハーサルを行う。
「ココまで新婦様とお父様と歩いて来て、お辞儀…」
「新郎様と腕を組んで…」と、順序を教えてくださるスタッフさん。
「誓いの言葉、指輪の交換、誓いのキスは、おでこ、頬、唇、どこにするかは、お2人で決めておいてください。」
すかさず拓也が、
「もちろん、唇です!」と断言。
「ふふ」と笑ってしまう夏歩
「かしこまりました。」と冷静なスタッフさん。
慣れたものだ。
きっと同じような新郎さんが多くいらっしゃるのでしょうと笑った。
そして、リハーサルは簡単に終了。
「じゃあ後でね。」とそれぞれの部屋へ案内され準備をする。
拓也の方が先に出来上がり、控え室で待つ。
担当スタッフさんと、何やら打ち合わせをしている。
「新婦様のご準備が出来ました!」と拓也の元へ呼びに行かれたスタッフさん。
拓也が夏歩の部屋へ
「うわ〜夏歩、綺麗〜♡」と感動している拓也
「では、皆様がお揃いになるまでしばらく、こちらでお過ごしくださいませ。」と、スタッフさんが気を利かせてくださった。
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