2237人が本棚に入れています
本棚に追加
/209ページ
「あー夏歩!もう酔ってる?あんまり飲ませると、寝ちゃうから…」
「え、そうなの?夏歩ちゃ〜ん!」
「は〜い!」
「あは、酔ってんな〜面白れ〜」
「おいおい、うちの奥さんで遊ぶの止めてくれる?ね〜夏歩ちゃん…」
「うんうん、タクちゃん」と、拓也を抱きしめる夏歩
「うわーイイな〜」『羨ましい!』
「夏歩のこんな姿、初めて見ました。」とカンちゃん
「え?そう?すぐに寝ちゃうんだけど…」
「そうなんですね。いつも夏歩は、幹事とかしてくれてて、酔った子の面倒をみてくれてたから、自分は、飲む暇もなかったんだと思います。いつもテキパキしてて、最後の1人が帰るまできちんとしてくれてた。今は、きっと拓也さんを信頼できるから酔えるんだと思いますよ。」
「そうなんだ。」『夏歩〜♡』チュッ
「うわっ!お前今、自分から…」
「ふふ〜」夏歩をぎゅーっとする拓也
「うわ、何それ?イイなぁ〜」とニヤニヤする
「ふふ、もう可愛いくて仕方ない♡」と撫でる
「ハハ、拓也じゃないみたい!」
「カンちゃん!長沢さんと付き合ってね〜」
と、酔っぱらいながら言う夏歩
「あ、うん」
「ホントに?僕と付き合ってくれますか?」
「あ、はい。私で良かったら…」
「おお、良かった!夏歩ナイス!」
撫で撫で、「イイ子イイ子」
「ん?何?タクちゃん」
「ううん。」
寝ぼけながら、拓也にチュッとする夏歩
「夏歩〜♡」
「見せつけてくれるね〜」
「仲良しだから〜♡いつもしてるもんね〜」
「うん、でも今は、人前だからね…」
「あ、遠慮なくどうぞ〜」
「どうぞ、どうぞ。」
と、笑ってる2人
「ふふ、夏歩!もう寝そうだな」と、撫でると子どものように眠る夏歩
「スースー」
「あーあ、ちょっと寝たら、すぐに起きるから」
と、ソファーで寝かせる。
「そうなんだ。赤ちゃんみたいだな。」
「素敵なご夫婦ですね。」
「いや、ありがとう。」と照れる拓也
「赤ちゃんが出来たらどうなるんだよ?」
「ホントだなあ、しばらくは酒飲めないけどな。」
「まあな。ハア〜羨ましい!」
「長沢のこと、よろしくね。」
「あ、はい、こちらこそ。」
照れる長沢…
「ふふ、お前も借りて来た猫みたいになってるぞ!」
「ハハ」
最初のコメントを投稿しよう!