GW

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しばらくすると、また、ムクッと起きた夏歩 「あ〜ごめんなさ〜い。また、寝ちゃった!」 「ううん、大丈夫だよ。」とカンちゃん 「うんうん、お気遣いなく…」と並んで笑ってる長沢 「あれ?タクちゃん!もうこの2人カップルになったの?」 「ハハ」 「あははは」 「ふふ」 「ん?」 「夏歩がカンちゃんに、付き合ってね〜!って言ったから、長沢も…」 「そうなの?え?長沢さん、なんて言ったの?」 「俺と付き合ってくれますか?って…」 「で、カンちゃん、OK?」 「うん。」 「うわ〜おめでとう!」 「デジャブか?」 「うん、ごめんな、マジで寝てたみたいだから…」 「ん?良かった良かった!」1人遅れて パチパチ手を叩いている夏歩 なぜか、つられて皆んなで手を叩く パチパチ パチパチ 「あ〜良かった。」とニコニコしている 「ふふ」拓也も笑ってる 「ん?」 「ううん、夏歩で良かったよ。」 「うん、私もタクちゃんで…で?でって何?」 「何?急に?」 「私は、タクちゃん良かったの。」 「あ、はいはい、俺ももちろん夏歩良かったよ。夏歩しかダメだ!」 「ふふ〜」とニコニコ笑ってる 「すんごい拘り!今まで寝てたくせに…」 「何か?長沢さん!」 「いえ…何も…あなたのおかげです!」 「ハハ、じゃあワインでも飲みます?」 「あ、いや、あなたはもうやめておいた方が…」 「え?なんで?せっかく持って来てくれたのに…」 「あ、ケーキ食べよ!な、」と拓也 「そうよ、夏歩ケーキ食べよう。」 「そう?じゃあ、せっかくいただいたし、ケーキとワインを…」 「どんな組み合わせ?」 「あ、チーズあるし…」 「先にケーキをいただこう!」 「あ、うん。」 『もうこれ以上、飲ませたら、どうなることか?』 と、思う3人だ。
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