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「どう?おかしくない?」
「完璧だよ♡」
「タクちゃんもカッコイイ!やっぱり似合ってるね、そのタキシード!」
「そう?」
「うん。」
「あー夏歩〜ぎゅ〜したい!」
「でも、崩れちゃうよ。」
「だよな。」
「軽くなら…」と上半身だけハグ
「ふふ、チューしたい!」
「それは、無理だよ、取れちゃうよ。」と、唇を指差す夏歩
「だよな〜」とほっぺにチュッとする拓也
「あ!」
笑ってる拓也は、おでこにもチュッ
「ふふ」
「やっぱり」と、結局 唇に軽くチュッ
「あー!」
又、笑っている拓也
「えー!取れてない?」
「大丈夫だよ、少しだけ!どうせ後で誓いのキスをするよ!」
「そうだけど…」と、グロスがあったので上から塗る夏歩
「俺の奥さんは、最高だな!」
「ふふ、そう?」
「うん。ありがとうな、俺と結婚してくれて」
「え、ヤダ、そんなこと言わないでよ。泣きそうになるよ。私の方こそだよ…」
「あ、ごめんごめん。泣いたら崩れちゃうよ。」
「うん。」
「タクちゃん、ありがとうね。」
「ううん。」
見つめ合っていると…
コンコンコン
「失礼致します。御親族様がお見えになりました。」と、両家の両親が一緒に来たようだ。
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