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「……ヒロシを呼べ」
副リーダーが冷静に呟く。
それを聞いたチャーリーは、
「そ、そんなの無理に決まってる!お前はいつからそんな阿呆で気狂いめいたことを言うようになったんだ!!」
と半狂乱になり喚き散らした。
「だが、このままでは我がブリミオス隊は殲滅するんだぞ」
副リーダーは至って冷静だ。
「家族を残して逝くのか、チャーリー?」
「しかし…」
なぜだか乗り気でないチャーリー。
「どうしてだ。何故ここまで言ってもやる気にならないんだ」
副リーダーが問う。
それに対しチャーリーは、
「そもそも、古代兵器ヒロシの存在するチャグリバハットは、我が国リンビオネスから少なくとも3000光年は離れているんですよ!無理に決まっているじゃないですか!!」
と言った。
ちなみに、作中に登場する帝国、リンビオネスの科学技術は2022年現在の日本と同等である。
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