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青春
「沈みゆく愛」
◆青春
過去を振り返ると、いつも泣きそうになる。
懐かしい人々、懐かしい場所。それら全てが遠い所に行ったような気がするからだ。
その懐かしい場所の一つに大学がある。そして大学という場所にいた様々な学生たちをを思い出す。
今思えば、大学という場所は「青春」という幻のような時間を過ごす場所だったのかもしれない。
そこには無為な時間があったり、心が張り裂けるような時間があったりもした。
それらを全て幻と言って片付けるには余りに重い。
なぜなら、傷ついた心を背負って、その重みに耐えきれず、死を選ぶこともあったからだ。
僕もその一人だった。
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