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そんなことを思いながらインディゴブルーのデニム地のエプロンを付けて早速料理に取り掛かる。 スーパーでの食材費は、レジに向かう途中でおしっこ!と言い出した創太をトイレに連れて行ってる間に部長が支払ってくれていた。 いくらでしたか?と払おうとすると、ハンバーグのお礼にこれくらいはさせて、と言われたもののそれではこちらのお礼にならないからと食い下がったが、じゃあ今日だけじゃなくまた今度俺にご飯作ってよ、と押し切られてしまった。 今日だけじゃなく、また今度。 それがちょっとだけ嬉しかった自分に驚いた。 そんな自分をかき消すように、ハンバーグのタネを捏ねる。 成形して焼いている間に、付け合わせのサラダと味噌汁を作る。 味噌汁は創太の好きな油揚げとワカメとネギの味噌汁だ。 創太はにんじんは苦手だが、お味噌汁に入っているくたっとしたネギはなぜか大好きだ。
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