酔って一言 『 猫 』

　飼ってるわけでなく…

　なんとなくいる猫…。

　ウチの玉ねぎ小屋にいます。

　何年、何十年と代々

　猫さんたちも年月を刻んで…

　玉ねぎ小屋で暮らしてます。

　もう使ってない小屋なのに

　身内の誰かが手入れしてます、

　猫さんたちが過ごし良いように。

　エサや水…なんだかありますね、

　普通の町ではトラブルに

　なりかねませんが…

　身内村だから問題なし。

　たいそうな田舎ですから

　幼い頃は

　　「年寄りと猫しかおらん
　　　こんな村、さっさと
　　　出ていこう！！」

　ずっと思ってました。

　なのに…

　ずっとここで暮らして

　猫が庭を通過する毎朝に

　只今は安らいでますね…。

　不思議なもんです。

　自分のことしか考えなかった頃より

　身内の年寄りのことも

　少しは考えるようになりました。

　身内用事で走り回る私を

　日向ぼっこの猫が眺めてます。

　案外…世界情勢の解も

　この猫さん達が

　知ってるのかもしれません、

　　　　　　　　　　人間よりも…。

　　　　　　　ー　ちょい書きでした　ー