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「梅干しの祖先を呼べ」
「梅干しの祖先を呼べ」
ジョージ・ウィルソンはマイクに力一杯叫んだ。
テレビカメラが全身から、顔アップに切り替わった。
男性、梅干しお好きなんですか?
ジョージ、はい、とても、好きです、だからその祖先にあって、ワタシもそんな美味な食べ物を開発したいのでッス。
男性、素敵な夢、叶うといいですね。
ジョージ、おお、アリガトでッス。
その夜、ジョージは不思議な夢を見た。
次から次に新しい梅干しと出会い、ついに、梅干しの元祖と遭遇。
10年後、ジョージは見事、アカデミー料理賞を獲得した。
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