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「あら、よくうちに集まるときは声をかけますよ。
息子達が大きな家族でいいじゃないかといいだしてね。
次男たちなんて、佐伯さんのマンションで過ごしてるんです。
一緒に楽しめばいいじゃないですか…ねぇ、佐伯さん」
「奥さんは若い祖母で、私達は年寄りですが…気にしないのであれば」
「あ、ありがとうございます。ぜひ…」
暫くすると、嫁たちと直樹と渉君が戻って来た。
「あら、直樹と渉君はどうしたの?」
「向こうは手が足りてるからな。こっちを手伝いに」
まぁ、直樹のは口実でしょうけど…。凛ちゃんの傍にいたいための…。
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