18動物園へ行く

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「私達は、恥ずかしいはなしですが…」 かほちゃんとあった事を話してくれた。 「だから、あの子が、私達ではなく、こちらを優先するのは仕方ないんです。 親が味方にならなかったんです。 でも、修二君と出会い、変わって来たから期待して…。 情けないんです…」 「そんなことはないわ。 私の息子、渉にもいろんな過去がありました。 それで、今、やり直し中に嫁は亡くなってしまって、たくさん後悔してるから我々、親が助けてあげたいと思っています。 きっと彼女もわかってますよ…ただ、お互いに素直になれないだけ。 でなきゃ、今日のお弁当のように愛情を感じられませんもの。 そうですよね?篠原さん、鈴原さん」
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