第2章 旅とハーレム?の始まり

16/21
116人が本棚に入れています
本棚に追加
/180ページ
「フム…何じゃ?全部、村の傍?ん?ゴブリンに、コボルト…」  いつの間にか、シェリーから、紙束を、受け取り、見ていたセリスが言う 「えぇ、モンスター自体の脅威度は、低い。 でも数が多いのと、リーダーが確認されてる」 「確かに、数は100~150ともなれば、リーダーもおるな。 だがそれだけじゃな」 「な!何を、言ってるんですか!セリスさん! それだけの数になると、人手が」 「儂、一人で、ゴブリン程度、200位は、殲滅できるぞ」 「「は?」」  カークマンと、シェリーは、意味が分からず、ぽかんとする 「あぁ、彼女には、俺がゴーレム武装を、渡したんです。だからーー」 「おい!!なんだ!?ゴーレム?!ロストアイテムだぞ!!」 「フェ?…おいセリス。お前、また俺を、騙したな!」 ”フュ~ヒュゥーピー”あ‼鳴った! 「ゴラァ!しょうもない誤魔化し、するな!」  そうして、現在の俺達の武装や、戦闘能力をキャロが、話す 「やっぱりこいつ等、おかしい」 「…何と戦うんです?」 「いや、備えあれば、嬉しい?みたいな?」 「…ポーションは上級。それ以前に、貴方、治癒術使えますよね?」 「はい」 「…で、戦略級武装を、個人所持…あれですか、 ドラゴン、今から狩るんですか?」 「え?こんなんで、狩れます?キャロ、出来るの?」 「え?!ここで、私に聞くんですか?う~ん、多分、がんばればーー」 「ちっがぁう!今はそんな事、言ってる場合じゃなぁい!」  あ!シェリーが切れた 「…そ、そうだった、それで!出来るのか?」  カークマンが我に返って、聞いて来る 「大丈夫だと、思いますよ。」 「…よし、よぉし!それじゃぁーー」 「失礼します!」 「…おぉう、なんだ?」 「…西の、渓谷付近の斥候から、報告!トロルの発現を、確認した。 との事!」 「な!!トロルだぁ?!」  慌てる、カークマンの肩を、シェリーがツンツンする。 「な、どうし、あ!そうか、こいつらが居た」 「…ど、どうしましょう隊長?」 「んぁ?あぁ、コンクランを呼んでくれ。急いで話を纏める」 「は!了解しました」  コンクランが、部屋に来て、すぐに、討伐会議が始まる 「…こいつ等、ホントに何なんですか?ドラゴン狩れる装備って…」 「まぁ。もう、そう言う奴って事に、しておけ。 手綱は、辺境伯が、握ってくれる。と、思う」 「…え?自信ないんですか?」 「だって、セリス様が、居るパーティだぜ?話し聞いてくれると思う?」 「…そう、ですね、良く、解りました」 「何じゃ?!儂、納得いかんぞ!」 「まぁまぁ、良いじゃん。その鬱憤は、ゴブリン達にさ」 「おおう!良いのか?デストロ~イ!よっしゃぁぁぁ!」 「…いいんですか?」 「いざとなったら、セレス様が、何とかしてくれるっしょ」 「はぁぁ。先行き不安です…」
/180ページ

最初のコメントを投稿しよう!