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友達
私の名前は、紅葉。
そして私の唯一の友達の名前は、青葉。
私たちは、幼稚園からずっと仲良しで、
私たちは、いつまでも一緒だった。
一生涯で一番の友達と言っても過言じゃない。
だが、ある日のこと………
「あっ!青葉!こんな時間にどうしたの?」
すると、彼女が突然泣き出した。
「どうしたの!?どこか痛いの?」
だけど、彼女に私の声は届かなかった。
「何で無視するの!?教えて!!」
すると、私の父親が出てきて、青葉を外へやった。
「なんで!?なんで青葉を外に出すの!?」
父親は、私を無視して、部屋へ戻った。
「何が起きたのよ………」
私は、夜が明けるまで泣いた。
次の日、親は朝早くの仕事で家に居なかった。
「青葉ちゃん家に行こうかな。」
昨日のことを聞こうと思い、
家へ向かった。
ピンポーン。
呼び鈴を押しても、誰も出なかった。
「なんだ、居ないのか……」
結局、その日は、家へ帰ってそのまま寝た。
1ヶ月がたち、とうとう誰も家には来なかった。
「やだ…….ひとりはやだよ……」
なんで!?お父さんはいないの!?
お母さんどこに行ったの!?
青葉!!私を裏切ってどこ行ったの!?
呪ってやる……!!
私を裏切ったやつみんな死ねぇぇえぇ!!
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