2人が本棚に入れています
本棚に追加
/88ページ
新しい噂
朝、学校に着くと、みんなの会話が聞こえる。
「あ、花咲さんだ。雰囲気変わったよね」
「清楚な感じもたまらない…!あー、付き合いたい!!」
「ちょっと声掛けてみる?」
その時だった。
ぐいっと腕を引かれ、振り向くと、そこにはムッとしたような高宮くんがいた。
「高宮くん、おはよ!」
「おはようございます…」
「どうしたの??」
「……」
無言になる高宮くん。
そして、
「わっ」
急に後ろから抱き締められた。
ざわめく周囲。
すると、
「花咲先輩は俺の彼女です!!どんどん広めて下さい!」
そう彼が大きな声で叫んだ。
最初のコメントを投稿しよう!