泣かせたくなくて

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ガシャり、鈍い金属の音がする。そこには桜花が倒れていた。俺は桜花をお姫様抱っこして、ある場所へ向かった。 少し歩いて行くとコンクリートが剥き出しのコンビニ2件分くらいの広さの建物が見えてくる。 慣れた手つきで俺はドアを開ける。 『春樹さーん。ダメだった。』 春樹さんは、『そうか』と一言答えた。
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