1・プロポーズをされた日

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「じゃあ、企画部への転属希望がかなったってこと? わー、すごい! おめでとう!」  俊一さんは、わたしの頬に手をそえて、自分のほうに向かせた。 「あやの……大好きだよ。必ず幸せにするから」  俊一さんの唇がわたしの唇に触れる。  手がわたしの身体を弄り始める。  そのままふたりでもつれ合ってソファーに倒れこむ。    あやの、あやの、とうなされたようにつぶやく俊一さん。    彼の重みを全身で受け止めながら、わたしも夢中で彼の背に手を回していた……
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