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「殿…」 「織田さんこの前に俺達に言ってた事さ覚えてる?天下だ覇道だ、って大きい夢を語ってたじゃん?」 「…ふ、ふふ…ふはは!そうだ!成田殿の言うとおり!今は今川ごとき小物に構っている場合では無い!」 「の、信長様!?」 漫画で読んだ煽り方で良かったのか織田さんは高笑いして考えを改めるような事を言う。 「残党狩りなんかやってるよりももっと他にやるべき事があるでしょ?富国強兵だっけ?そんな感じのやつ」 「その通り!今川なんぞに割いている兵がもったいない!…どうやら成田殿は我が家臣よりも俺の事を深く理解してくれているようだ」 俺もそんなチマチマした事本当は性に合わんのだがな!と、織田さんは賛同してからガハハ!と笑う。
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