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「へー、流石に武将なだけはあるなぁ…でも服部、どのみちお前の優秀な部下は必要だったよ」 俺が関心しつつそう返すと同時に織田さんの寝室へと到着する。 「やあ、織田さん。何かあったんだって?」 俺はふすまを開けてとぼけたような感じで現状を尋ねた。 「おお!成田殿。やはり今川は油断ならんぞ!無防備な寝込みを襲うとは卑劣な!」 織田さんは警護の4人に取り押さえられている今川の奥さん二人を指差しながら声を荒げる。
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