3.正義の生徒会長

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「うぅぎゃああああああぁぁぁあああああああぁぁぁぁぁぁあ!」    ♰  バス停の目の前に、常連客しか入れなさそうな、渋い外観の喫茶店があった。飯塚と咲は、スキンヘッドの男に導かれるがまま、その店に入っていた。 「あなたがたを、待っていたんです。バス停で」  スキンヘッドの男は、そう言って、アイスコーヒーを一口飲むと、すぐにコースターに戻す。  飯塚は、ミルクを入れたアイスコーヒーを混ぜている。  緊張してしまって、氷が解けてきってしまいそうなくらい、いつまでも、ストローを回していた。 「オ、オレたちを? なんで?」  隣の咲は、スキンヘッドを見た時、天地がひっくり返るほど、声を張り上げて、パニクっていた。  しばらく再起不能のように見えたが、連れられるまま店に入って、おごりだから、なんでも頼んでいいよ、と言われてからは、気を取り戻して、メニューを選ぶことに集中した。  今は、特製パフェが出てくるのを、そわそわしながら、待っている。 「それは、さっき、言いましたでしょ」
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