花音と最後の…

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花音と最後の…

「上がれよ」 いつもと全然様子違ぇ。切羽詰まった顔してる。 「で?」 「…めちゃくちゃにして欲しいの」 いつもしてっけど? 「遼くんでいっぱいにして…刻みつけてちょうだい」 涙目で声も震えてる。 「なん急に」 「…終わりにしなきゃ…好きになっちゃう」 「…わかった」 俺が好きなんだろ、だから来てたんだよな。 「遼くん、ッ!」 俺にしがみついて何度も震える花音、大胆に脚開いて絡みつけて 「はぁ、っ…」 白い肌真っ赤に染めながら、きゅうっと締めつけてくる。 今まで聴いたことねぇエロい声あげて啼く。最っ高に気持ちい。 「フゥ…っ」 ぐちゃぐちゃになるまで抱く。 「ありがとう」 「…ん」 泣きながら啼いてた花音は、深々と頭下げて出てった。 ベッドにはまだ、柔らかい温もりと優しい匂い。胸が苦しくて虚脱感…けどこれが何なのかわかんない俺は、もらった沖縄土産をぼーっと眺めてた。
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