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我が高校の生徒会長
俺は翔。三神峯 翔。この雅ヶ丘高等学校に通う生徒の1人だ。俺は中学生のとき校則が厳しい学校に通っていた。でも、してみたい髪型や髪色だってあった。だから、校則が厳しくない高校に入るため勉強を頑張ったが、その願いは叶わなかった。そして今、俺は紺色の髪色に赤メッシュを入れている為、絶賛生徒指導室通いだ。
樹「いたっ。」
翔「いてっ。」
バサバサバサッ。生徒指導室に行く途中で誰かにぶつかった。ぶつかった拍子に生徒会長のバッチがきらりと光って見えた。そいつの持っていた大量の資料が落ちた音がした。
樹「あっごめん!怪我は?」
翔「ねぇよ。資料は視界を塞がない程度に持て。」
樹「うん!心配ありがと。君もしかして生徒指導室に呼ばれてる翔君だよね?」
翔「そうだけど...何?」
樹「えっと…今日から僕が君の担当?になったんだけど…聞いてないかな?」
翔「......は?どういうことだ…?」
樹「そっかぁじゃあ改めて自己紹介するね!僕が君の担当になった生徒会長樹です。よろしく!」
翔「何でお前が担当なんだ?」
樹「さぁ...変化を与えた方がいいとかなんとか...」
翔「ほーん...じゃあさっさと行くぞ」
どうせ面倒臭いとかなんとかでこいつに押付けたんだろうな。こいつもつくづく可哀想な奴…。
樹「ちょっ...待ってよ〜!」
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