真面目ヤンキーと絆し上手の生徒会長

休日

翌日俺は仕方なく、あくまで仕方なく！美容院で黒に染めた。そしたら近所のおばさんに話しかけられた。

おばさん「あら、翔ちゃんどこかに行ってきたの？髪、染めててもかっこよかったけど…黒髪も可愛いわね...うふふっ」

翔「ありがと。荷物重そうだし持つよ。」

おばさん「スーパーで少し買いすぎちゃってねぇ...うふふっありがと。そういえば翔ちゃんいつの間にか背伸びたわね～。」

翔「そう？あっおばさんも可愛くなった？」

おばさん「ちょっと〜。翔ちゃん口がうまいんだから(笑)」

翔「荷物ここ置いとくね。じゃあバイバイ。」

おばさん「はいよぉ。」

昔から俺はおじいちゃんとおばあちゃんが好きだった。それは近所も例外じゃなく、小さい頃からよくお菓子を貰ったりもしていた。そして近所の人は殆どが知り合いだったのでしょっちゅう今日みたいなことがある。気がつけば夕方だ。俺はそのまま走って家に帰った。