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周りの反応
最近心做しか男女ともに話しかけられる回数が増えたような気がする。…いや、自意識過剰か。俺の中では樹に近づきたい奴らが寄ってたかって俺に集まってるって思うことにした。
舞輝「ねぇねぇ翔君は何でイメチェンしたの?」
こいつは隣の席の舞輝。最近やたら話しかけてくる奴らの1人だ。
翔「あっ?えーっ…とピアス隠すため…かな」
舞輝「ふーん…でも前よりかっこよくなったと思う!」
翔「……あんがと」
舞輝「何〜照れてる~?(笑)」
翔「てっ…照れてねぇし!ば…馬鹿じゃねえの!」
舞輝は俺の反応を見てクスクス笑って楽しんでるように見えた。俺は居心地が悪くてトイレに立った。
翔「俺トイレ。」
舞輝「行ってらっしゃ~い」
トイレには誰もいなく、少し薄気味悪い。
翔「何で昼間なのに薄暗いんだよ…」
そんなことをボヤきながら用を足していると
樹「わぁ!」
翔「ぎゃー!」
樹「ふはっあっははははは!」
急に肩にドンッと樹が驚かしてきた…
翔「おまっ…トイレ中はやめろよぉ~…」
樹「ごめんごめん~…って…あっ…本当にごめんね💦 本当泣かせるつもりはなくてさ」
翔「…う…ん」
樹「でもさっき女の子と話してデレデレしてる翔君が見えたからイタズラしたくなったんだよねー……ねぇ…翔はあまり人を信用し過ぎないでね?そして、困ったら必ず…俺を呼んで?分かった?」
翔「…ん…分かった…じゃあ約束の指切りげんまん…」
樹「ふふっ…うん…」
俺らは指切りをした後午後の授業を受けた。
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