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登場人物紹介・水縞 達也
水縞 達也(みずしま・たつや/22歳)
本編の主人公=僕。
東京西部、M市役所の正規職員。都内の中堅私立大学の文学部を卒業後、叔父の無理やり縁故採用によって市役所職員になった。
表向きは「青少年みらい課」の職員。しかしその実は、通称「猫探し」の一員として、叔父とともに「招き猫」の保護に従事している。
猫のことばがわかることと、小学一年のころから一途に叔父に恋していることを隠して生きているため、人づきあいが苦手。
母は世界のどこかで井戸を掘る仕事をしていて、達也は祖母の家で育った。父に会ったことはない。
今は叔父と同じマンションで、上の階と下の階にそれぞれひとり暮らしをしている(達也が下の階)。
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