全寮制王道男子校に入学した俺の話。

学園紹介 ⚠必見

この作品は王道学園をベースにしています。

黎明学園(れいめいがくえん)

人里離れた山の上に建つ、全寮制男子校
全国のお坊ちゃま方が集められている

　　＊　黎明三大柱
生徒会・風紀委員会・監査委員会
監査委員会･･･生徒会と風紀委員会の不正を取り締まる。裁判所みたいなもの

監査委員会というものがある以外、普通の王道設定。
監査委員会は生徒会と風紀委員会、どちらとも親密な関係でなけれはならない。（理由：片方を贔屓にすると癒着や賄賂を疑われるから。
なぜ人数を増やさないかについては、生徒会長と風紀委員長のどちらともある程度親しくなければいけなく、有象無象が増えても役に立たなないから。

胃薬は常備しなければいけません。by 初代総裁
あんのクソ理事長、面倒事を押し付けやがって！by 初代副総裁

あと、暗黙のルールとして副総裁は総裁の親衛隊隊長であること
このルールができるまでに、こんなやり取りあったのかな
初代総裁）　ウウ…胃が…　
親衛隊隊長）　大丈夫ですか！〇〇様！
以下 総）と 隊）
総）　い、胃薬を‥
隊）　はい！
総）　いつもゴメンね…
隊）　〇〇様のためならば何でもいたします！それにあのクソ理事長が悪いんです。アイツのせいで〇〇様が！
　＃理事長室＃
理事長）　どうしたんだね急に。
以下 理）
隊）あなたが監査委員会など作って〇〇様に総裁などやらせているんですよね。
理）　…そうだが。
隊）　単刀直入に言います、〇〇様を開放してください！もともとあんたの仕事だったでしょう。生徒に押し付けないでください！
理）　ﾋﾞｸｯ　イヤ…それはその…
理事長秘書）　お話を中失礼します。あなたは〇〇様の親衛隊隊長でしね。
以下 秘）
隊）　はい。
秘）　ならばあなたの崇拝対象の決めたことに口を挟むのはいかがでしょうか。彼は自分から立候補してくれたんですよ。
隊）　しかし…
秘）　あなたの敬愛する人が大変な思いをしているならば、手伝ってさしあげたらどうでしょう。監査委員会は今、総裁しかいないので、あなたを副総裁に任命することができます。役職でもあなたの敬愛する人の隣に立てますよ。
隊）　、はい。わかりました。副総裁を拝命させていただきます。
秘）　よろしくおねがいします。手続きはこちらの方にお任せください。

こうして副総裁は総裁の親衛隊隊長であるという暗黙のルールができました

小話　　『隊長が退室したあとの理事長室にて』
理）　ﾎｯ
秘）　良かったですね。
理）　ああ、本当にありがとう。あのまま監査委員会が廃止されていたらと思うと…。胃薬案件が減ってよかった〜。しかもさり気なく副総裁まで確保して。君、本当にすごいね。　ﾆｺｯ
秘）　ええ、あなたを私に惚れさせるためならばどんなことでもできますよ。
理）　え、
秘）　どうでした？惚れましたか？
理）　ま、待って。い、今の流れで、こ、こここく
秘）　告白という言葉でどもってしまうなんて可愛い人ですね。
理）　俺、男！男だから！可愛いと言われても嬉しくない！それに俺の恋愛対象は女だ！
秘）　この学園ではノンケのほうが圧倒的に少数派ですよ。それは卒業生で理事長のあなたも知っているでしょう。それに俺もノンケです。
理）　えっ　【一人称が私じゃなくなった…】
秘）　好きになった人がたまたま同性だっただけです。
理）あああっ、そ、そうだ！やらなきゃいけない書類がたくさんあったんだ！
秘）そうですね。私が整理した書類から確認お願いします。

秘）　今は逃げ道をあげますが、覚悟していてくださいね。先輩。

以上　策士秘書✕弱気ノンケ理事長　でした。
どちらも黎明学園のOB