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?「じゃあ、琥珀に直接聞いてみますか?」
最初に話を切り出した生徒が席を立ちながらそう提案する。
?「いや、はぐらかされて終わりだろう」
扉から入って机を挟んだ真正面にある、通称主役席と言われる場所でふんぞり返って座っている生徒が答えを返す。
?「どーすんのー?(棒)」
パソコンから目を離さずに感情のこもっていない声で声を発した生徒に反応したのが双子の生徒だった。
?、?「ボコす??ボコす??」
?「ひぃぃぃ!!!!こここここわいこと、い、言わないでくだひゃいぃいい」
どもりすぎて何を言っているか正直分からない生徒の言葉を聞き、最初に話を始めた生徒が提案する。
?「ならば後をつけるしか方法は無いのではないでしょうか……?」
その生徒はドアへと向かいながら顎に手を当て、さも頭を使っているかのような仕草をしながら移動する。
?「いや……俺たちが動く必要はない…世の中には監視カメラというものがあるではないか…ククククク」
?「いや、会長。行ってる場所がわからんかったら何処の監視カメラ見たらいいかわからないじゃないですか……」
?、?「馬鹿だぁ〜!!!!!!」
?「せ、せ、せせせせ正論言ったらか、可哀想ですよぉ!!!おおお、おおオブラートに包みましょうよ~……」
慌てて双子の口を両手で塞ぐがもう遅い…
?「………お前等仕事4倍な」
?「なっ!私は声に出していません!!!!」
ドアから半分体を出して抗議したのは最初の生徒だった。
?「思ってはいたんですね……(棒)」
そう反応しながら最初の生徒がドアから外へ静かに出るのを見送る。
?「あのクソ野郎!!しれっと逃げやがった!待てゴラァァァァァァア!!!!今日という今日は仕事してもらうぞ!!!!!!!」
廊下にまで響いた怒号に笑い転げた生徒達であった……
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