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部屋に入ると、皆見クンが来てからこの時間に戻っているのは珍しい珪が帰っているのが分かった。
「珪、珍しいね?」
「あ、玲!おかえり〜」
皆見クンと遊ばなくていいんだろうか。
珪はその疑問を察したのか、こう話してくれた。
「かいちょーとかなめんにとられた。」
そう話す珪は不服そうだった。
あの二人は本気で皆見クンの何とは言わないけどそれを狙っているんだろうから、恐らく遊び相手として気に入っている珪が押し負けるのは当然なんだろう。
それでも、ちょっと嬉しい僕がいた。
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