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ゼレンスキー大統領の誤算
なら何故そこまでしてゼレンスキー大統領はNATO加盟を推し進めたのか。
ここからは私の推測ですが、恐らく武器をくれたアメリカNATOが戦争になっても助けてくれると思ったのではないでしょうか? だからゼレンスキー大統領はNATO加盟を推し進め、ロシアと戦ったのではと。
しかし実際NATOは何もしませんでした。一応各国は非難したり経済制裁したりしていますが、実際ロシアと交易が無くなると困るのはEUなのでこれも表面上のものでしかないと私は考えています。そもそもこの状況でEUが弱体化し続ければロシアなんかより中国の方がよっぽど驚異になりますからね。つまりNATOは何もしていないという事です。自分たちでウクライナに加盟を持ちかけておきながらです。
そもそもいくらアメリカの武器があろうとも、ロシア相手にウクライナが抵抗出来る訳がありません。この目で各国の軍を見てきた身ですので言えますが、ロシアの軍事力に対してウクライナが勝つなんてのはどうやっても不可能です。よくニュースで善戦してるように語っていますが、あれは国民を盾にしているからです。
国際社会で軍隊が民間人を殺すなんてのは御法度です。そんなのは誰でも知っていると思います。じゃあそんな民間人が戦車の前に出てきたら? 当然戦車は止まらなければなりません。おかしいと思いませんか? 戦争なのに民間人が退避していないこの状況。それでいて民間人が何人死んだと訴える訳ですよ。そりゃ死ぬでしょ。しかも相手が民間人である以上、ロシア軍は手を出せない訳です。こういう事をウクライナはやっているのだからロシア軍もなかなか進行出来なかった訳ですよ。
が、人道回路が設置された途端ロシアの進行が早まりました。当然です、盾が無い訳ですから。つまりこれが実際のウクライナとロシアの戦力差です。普通国は数ヶ月かけないと落とせないものですが、ロシア軍はこれを数週間でやってのけるわけです。つまりその気があればいつだってキーフに進軍可能だった訳ですよ。
つまり何が言いたいか。プーチン大統領は手段を選ばない訳ではないないし、ゼレンスキー大統領はテレビで見る印象程良い人間ではないという事です。
考えても見てください。中国が日本本土に攻めて来ました。そこで私たちは総理大臣に言われる訳です。「皆さん逃げずに戦ってください。」おかしいと思うでしょう?
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