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誰かに言われなくても、ウチの意思は変わる事がない。
「唯一後悔と言えば、妹の美月には会って話したかった」
急に現れ、急に去った妹の美月。
出来る事なら、会って色んな事を話したかった。
「過去は変わらない。でも、今日精一杯笑顔で生きていけば、明日は変わるんよ」
そう言ってくれた夢羽と頭をカウンター越しに撫でてくる優。
だから涙が溢れ出し止まらなくなった。
「美穂はさ、凄く頑張り屋さん。でも、たまに息抜きも必要だよ」
「夢羽が知らんだけで、ウチは息抜き三昧なんやで」
「うふふっ!頑張らなくて良いと思うからね」
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