仲良し姉妹ナナちゃんとココちゃん【前編】

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仲良し姉妹ナナちゃんとココちゃん【前編】

3月になって春の訪れが来たある日のこと。 武志と寛子は、愛犬のマロンとミルクを 連れて百花台公園に来ていた。 その時にかわいいワンちゃんたちが マロンとミルクに話しかけていた。 『こんにちは、あたしはナナ。 あなたたちのお名前教えて』 『ぼく、マロンだよ』 『あたし、ミルクよ』 『あたしはココ。 ナナはあたしのお姉ちゃんなの』 『あたしとマロンみたいね』 マロンとミルクはナナとココに すっかり打ち解けていった。 「こんにちは、お散歩ですか?」 「こんにちは、かわいいワンちゃんですね」 「私は小嶋博恵といいます。 こちらは私の愛犬ナナとココです」 「私は松島武志です。 妻の寛子と愛犬のマロンとミルクです」 博恵はミニチュアシュナウザーの ナナとココを飼っている。 ナナとココは双子で生まれたのか 容姿端麗の美少女だった。 マロンとミルクも ナナとココに魅了されていた。 そんななかで大輔と美樹が 愛犬のワンキチを散歩させていた。 「武志管理長、こんにちは」 「大輔、久しぶりだな。 ワンキチくんの散歩か?」 「この公園がわんこの散歩に うってつけなので、 思い切って遠出しました」 「美樹さん、お元気そうでよかったわ」 「ありがとうございます。 安定期に入ってから体を動かす意味で ワンキチの散歩を一緒に行っています」 現在、美樹は妊娠5カ月になっていた。 『マロンくん、ミルクちゃん、こんにちは』 『ワンキチくん、こんにちは』 『この子たち、初顔だね。 ぼくはワンキチ、仲良くしてね』 『あたしはナナ、よろしくね』 『あたしはココ、よろしくね』 「博恵さん、紹介するわ。 主人の部下の大輔くんと 奥さんの美樹さんよ」 「はじめまして、よろしくお願いします」 「こちらこそよろしくお願いします」 「ちょうどお昼なので、ワンズ同伴OKの お店にランチしませんか?」 「いいですね、行きましょう」 こうして、武志たちはワンズを連れて ワンズ同伴OKのレストランに向かった。 このあと、博恵はナナとココのことを 話をすることになるが、 続きは次回の講釈で…。【後編に続く】
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