(1)
6/106
読書設定
目次
前へ
/
918ページ
次へ
いつのまにか目覚めたらしい碧のかすれ声がして、亨流は我に返った。 「……ん? ああ、……飲むか?」 ベッド脇の椅子に置かれていたミネラルウォーターをとって渡してやる。碧が軽く喉を抑えながら、上体を起こした。 「ありがとうございます」 掠れた声を吐いた桜色の唇がペットボトルに触れ、喉がコクコクと音を立てる。 (ちょっと喘がせ過ぎたかな)
/
918ページ
最初のコメントを投稿しよう!
162人が本棚に入れています
本棚に追加
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>
前ページへ
次ページへ
スターで応援
920(あなた 0)
小さく
文字
15
大きく
狭く
行間
1.8
広く
白
黒
クリーム
ゴシック体
明朝体
まとめてページ表示
指定なし
5ページ表示
10ページ表示
15ページ表示
ページコメント表示
ページスタンプ表示
最後に読んだページを自動で保存
最初のコメントを投稿しよう!