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碧は厨房へ電話をかけ軽食の手配をすると、シャツだけを羽織ってするりとベッドを出てバスルームに消えた。微かに漏れてくるシャワーの音を聞いているうちに、亨流の不埒な欲望が、再び頭を擡げてくる。 (……久しぶりだからか?)
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