(1)
10/106
読書設定
目次
前へ
/
918ページ
次へ
不惑も遠くない自分が、碧の肉体の瑞々しさに逆らえないことに苦笑する。ここに来るといつも、飢えているかのように碧を貪ってしまう。さっきまで、腕の中で快楽の海に沈んでいた碧の艶めかしさを思い出し、つい口元が緩んだ。愛撫の果てに、意識を手放しながら、亨流自身をキュウキュウと締め付けてきた、健気な碧。 亨流は小さなため息をついた。 (身体は、素直なんだがな――……)
/
918ページ
最初のコメントを投稿しよう!
162人が本棚に入れています
本棚に追加
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>
前ページへ
次ページへ
スターで応援
920(あなた 0)
小さく
文字
15
大きく
狭く
行間
1.8
広く
白
黒
クリーム
ゴシック体
明朝体
まとめてページ表示
指定なし
5ページ表示
10ページ表示
15ページ表示
ページコメント表示
ページスタンプ表示
最後に読んだページを自動で保存
最初のコメントを投稿しよう!