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(……ハァッ、一体どこに……、連れてかれるんだろうな……?)
考えると深い淵を覗き込む時のような戦慄を覚えるが、それすら快感のスパイスだ。
腰を動かすたび、碧の粘膜が亨流自身に絡みつき、他の誰とも味わったことのない深い快感が全身に伝播していく。二人の肉が交わる場所が、はしたない音を立てて擦れ合い、溶け合っている。もう、亨流には、区別がつかない。一体、この快楽を感じているのが、碧なのか、亨流なのか。
「あぁん……っ、ん……っ、いい……っ」
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