可愛い恋人

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 胸の突起も立ち上がるモノも無視し、緩慢な動きでそこを擦り続ける。  ぬぷぬぷと卑猥な音が部屋の中で唯一聞こえる音。あとは璃人の切なそうな喘ぎ声だけ。  ここは俺たちだけの空間。  快感に揺れる両足、膝を突いてるのも辛そうだ。  腰を掴んでいた手を上半身へ滑らせ、ツンと尖った突起を指の腹で揉む。 「うぅ、あ、っ……」 「こっちもだね」  腰をグイグイと入れながら、もう片方の突起をキュッと摘んだ。 「ひゃあっ」  ピクンと背中が反る。  キュウキュウと俺を絞る内部は熱くてトロトロ。もうこうなると我慢大会みたいなものだった。  どちらが先に根を上げるか。  突起をクリクリと指の腹で撫でながら、立ち上がったモノをそっと包む。 そこは先端からトロリと蜜が垂れていて直ぐに俺の手を濡らした。 「さ……わって」  声を震わせ、おねだりする。 「触ってるよ?」  もっとと強請る璃人に、あえて緩く握り上下に扱きながら、奥をゆっくりと擦る。あんまり激しくすると俺のが先にイってしまうだろ? 「ん、っは、はう……も、もっと」  それはどっちを求めてるの?  俺は立ち上がってるモノから手を離し、両手で腰を鷲掴むと擦り上げる速度を速めた。先にイかないよう歯を食いしばり、ポイント擦りながら、その更に奥をズンズンと突いた。 「うわっ! は、あう、わっ! んっ! っは、うぅっ! ……んああっ!」  やばい。めちゃくちゃいい。
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