NEWグッド・ジョブ媚薬 3部 NY編

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女は男の手を引いてタクシーに乗せると 運転手に行き先を言った 「どこへ行くの?」 「私の家、サウスブロンクスよ、 セントラルパークの向こう側で ヤンキースの本拠地。物価も家賃も 安いから住んでいるの」 「治安は良いんですか?」 「アジア人は危ないわね。夜は誰も危険だけど」 男は変なところへ連れて行かれるんじゃないかと 不安になっていた 「大丈夫、一人暮らしだから安心して」 「はい」 男はホッとして笑った。 「私の名前はジャネット」 「僕の名前は・・・」 「どうしたの?」 「名前忘れた・・・」 「忘れた?記憶消失?」 「うん、気が付いたら何も無かった。この服以外は」 男は服のポケットに手を入れると 四角い包みがある事に気づいた。 紺地にピンストライプのそれはいかにも 高級なスーツだった 「パスポートも?」 「無い」 男は上着を叩いた。 「強盗にでも会ったのかしら?」 「強盗に会った記憶はないんです」 「ねえ、ニューヨークに知り合いはいないの? といっても無理ね」 「うん、でもシンディとモニカとケイトが頭に浮かんだ」 「うふふ、確かにシンディとモニカとケイトがいるわ」 ジャネットは車から見える三人が 写った大きな看板を指差した 「じゃあ私が名前をつけてあげる。 ジャパニーズだからリーがいいわ」 「それって中国人だよ、しかも苗字だし」 男は日本語でつぶやいた 「ねえ、どうしてセントラルパークへ行きたかったの?」 「うん、頭の奥にセントラルパークが浮かんでいたから」 「じゃあ、明日の朝に連れて行ってあげるわ」 「ありがとう」 20分ほどでのジャネットのアパートに着くと その部屋は大きなベッドが置いてある広い1LKで ジャネットはいきなりリーに抱きつきキスをした それは深く求めるように舌を入れて グルグルとかき混ぜて二人を繋ぐ糸を引いて 「うふふ、ジャパニーズなのにキスが美味いわ」 「あのう、お腹がすきました」 「ごめんなさい」 椅子に座った前のテーブルにコーヒーを置いた。 「とりあえず飲んでいて、あっ、お酒が良かったかしら」 「いや、これでいいです」 リーはコーヒーをおいしそうに飲むと ジャネットは冷蔵庫を開け 冷凍チキンをお皿に入れ電子レンジのスイッチを入れた 「ジャネットはどんな仕事をしているんですか?」 「昼間はニューヨーク大学の学生、演劇の勉強をしているの」 「道理で美人だと思っていました」 「夜はエスコートガールよ。学費が高いから稼がなくちゃ」 「そうですか」 「さっきの彼女はブルックという名で経済学部、将来 ウォール街で働きたいんだって」 「ごめん、顔を見なかった」 「うふふ、彼女呼ぼうか?お礼を言いたいかも」 「いや、いいですよ」 「そう」 リーはチキンを食べ終えると残りのコーヒーを飲んだ。 「美味しかったよ、ジャネット。さて、どうしようかな」 「なに?」 「まだ、頭が痛いこの辺」 リーは後頭部を抑えた 「見せて」 ジャネットがリーの頭を見ると 血の塊が着いていた 「ああ大変、血が出ている。とりあえず消毒しなきゃ」 「そうか、頭を強く打ったから 記憶障害を起こしているんだ」 リーは冷静にジャネットに答えた 「病院へ行く?」 「うーん、お金もパスポートも無いからね、 明日大使館へ行ってみるよ」 「そう、それがいいわ」 リーは立ち上がって玄関へ向かった。 「何処へ行くの?」 「いや、この部屋誰か来るんでしょう。 彼とかお客さんとか」 「気にしないで今夜は休みにしたし、彼氏もいないし このまま居て」 ジャネットはリーの手を握った 「は、はい」 「その代わり私を抱いて後払いでいいから」 ジャネットはリーに抱きついた 「い、いくらですか?」 「1時間400ドルよ」 「えっ?高いですね」 「そうよ、私はハイクラスだから」 「そうですね、ジャネットは凄い美人だから高いですよね」 「うふふ、ありがとう」 「はい、ではすぐに終わりにします」 リーはジャネットに仕事を休ませた責任を感じていた 「うふふ、30分なら1000ドルよ」 「えっ?1000ドル」 「2時間なら250ドルよ?」 「あはは、3時間なら?」 リーはうれしそうに笑って返事を するとジャネットがキスをした。 「かわいい、リーあなたの事を好きになりそう。 一緒にシャワーを浴びましょう」 「はい」 リーが服を脱ぐとジャネットの手が止まった 「あなた、何の仕事をしているの?」 「え?」 リーの太い首に盛り上がった肩から胸の筋肉 その下は8つに割れた腹筋、 太い腕に太い足を見てジャネットは 腕に抱きついた 「色々な東洋人を知っているけど あなたのようなすごい体の人はいないわ」 「そ、そうですか」 「うふふ、その腰ならきっと凄いんでしょうね」 ジャネットは色っぽい目で舌なめずりをした 「ジャネット僕が体を洗ってあげます」 「あ、ありがとう」 リーのいきなりの言葉にジャネットは驚いて答えると 石鹸のついた手でジャネットの足から太股、ウエスト、 背中、上を向いた大きなバストまで優しくソフトに洗った。 「リー気持ちいい、凄く上手ね」 「ありがとう」 「でも、かんじんな場所がまだよ」 「すみません」 リーは恥ずかしそうにして ジャネットの股間に手を伸ばし ほとんど残っていないやわらかい陰毛に泡をつけた。 その瞬間リーの頭にフラッシュバック状態で 色々な映像が浮かんできた 「あれ?」 リーは頭を振るとジャネットが聞いた。 「どうしたの?」 「ちょっと頭が」 「休んだほうがいいわ」 「いや、もう大丈夫」 「じゃあ、今度は私が」 ジャネットは泡のついた手でリーのたくましい胸を 洗うとジャネットの体は興奮していた。 「ああ、素敵リー後ろを向いて」 「はい」 リーは背中を向けるとそこにまだ 新しい傷が何箇所もあった 「何か小さな傷があるわ」 「そうですか」 「そうか、記憶が無いのね」 「まだ新しいわ、まだピンク色だから」 「それにあちこち擦り傷とかあるわね」 「あはは、意外と僕はやばい 仕事しているかも知れないですね」 「うふふ、それなら私が足を洗わせてあげる」 「ん?どうして」 「父がラスベガスで麻薬取締官を しているの、兄はFBIだし」 「ほ、ホント」 リーは親子の職業の差におどろいて聞きなおすと ジャネットはあっけらかんと答えた 「うん、そうよ」 「ジャネット彼は?」 「今はいない」 「でも、君のような美人なら たくさん候補がいるんでしょう」 「うふふ、まあね」 ジャネットはリーに抱きついてキスをした リーの下半身はあっという間に 大きくなってジャネットのお腹に当たった 「うっ」 ジャネットはリーの巨大になった物を見て 声を上げた 「こんな大きな東洋人のあそこ見たことない」 そう言ってそれを強く握った 「か、硬い!」 そこを握られたリーの頭にまた フラッシュバックが起こり 色々な手が頭に浮んだ 「もう。ダメ抱いてリー」 「はい」 リーはジャネットの体にバスタオルを巻いて 抱きかかえてベッドに連れて行った リーはジャネットをベッドに横たわらせ 上に乗ってキスをした。 ジャネットはすでに興奮状態になって目がうつろになって リーを激しく求め、転がりあい互い求め合った 「ジャネット激しいですね」 「うふふ、好きよ。リー」 リーはジャネットの股間に顔をうずめ 綺麗に手入れをしてある部分の愛撫をした リーの舌先は複雑な構造のジャネットの部分を器用 刺激しジャネットの声は次第に大きくなり 悲鳴に近くなった そして、最も感じる部分の皮をめくり上げ ピンクのそれを強く吸って その周り数箇所を指で押すと ジャネットの声が絶頂に達した 「ギャー、お、お願い欲しい」 ジャネットは激しい息遣いで 求めるように言った 「はい」 リーは枕元にあるコンドームを手にすると またフラッシュバックに襲われた 「これ?」 リーは立ち上がり スーツのところへ行って 上着の胸ポケットに手を突っ込んだ ジャネットは息を荒げて聞いた。 「リー、どうしたの?」 「うん、スーツに何故かコンドームだけが残っていたんだ」 「うふふっ、よほど大事なものなのね」 「たぶん」 リーは歩きながら緑色の袋を切り コンドームを取り出し自分のものにかぶせた
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