負け戦はしない主義です!前編

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響也は両手で顔を包んで、可愛いよ、って言って、めっちゃすんごいちゅーとやらをされた。 「直己ー!!駅前まで青送ってこい!」 最近直己さんアッシー率高いな。 「最近いつも直己さんだね。」 「あいつ仕事終わらせんのはえーんだよ。だから青ちゃんのお世話担当にした。あいつ喧嘩もめちゃくちゃつえぇから護衛も完璧。」 「なるほど。」 私の手となり足となるのか。 「茜によろしく言っといて。青も変な人に声かけられても喧嘩すんなよ!無視だぞ!今は特に!!」 「善処します!」 「ハイって言えない可愛いお口ですねー。んー?またされたいのかなー?んー?」 「正当防衛位は許可して下さい……」 「それは仕方ねえけど……なんかあったらすぐ連絡しろよ。もし俺どうしても行けない時は直己いるし。」 「わかったよぅ、もー過保護だなー!」 「お嬢、車持ってきました。」 「んじゃ、楽しんでこい。」 「はーい!響也もお仕事頑張ってね!」 頭ポンポンってされて、ちゅって軽くされて、事務所の皆にまた明日ねーって言って、直己さんの後ろを歩いて車に乗った。
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