Ring

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「な、な、これとかどう?」 シルバーのシンプルなリング。一部分だけが捻ったようなデザインになっていて、櫂は一瞬で気に入った。 ソファで寝転んでいる駿の上に覆いかぶさってスマートフォンを見せた。 「お、オシャレ。てか当たってる!」 駿のお尻にグリと櫂自身を当てただけで、すぐに勃ってしまった。 「ごめん、ごめん。駿のお尻気持ちいいんだもん」 「ホントかよ!早すぎない?」 駿は、笑いながら漫画をテーブルに置き、くるんと体勢を変えて抱きついてきてくれた。 チュッとキスを交わす。 そのまま深くキスをして、駿のシャツに手を入れる。 はあ……幸せ… 頭の中で、さっきのシルバーリング、ひとつ15000円で二つで三万か…ちょっと高いな…と考えた。 けれど、駿に変な虫が付くことも防げるし、離れていても駿を感じることが出来る。 思い切って買おう!と思いながら、駿の足をグイッと持ち上げて挿入した…
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