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風呂の後、旅館の中にある和食レストランで夕食を採り、部屋に戻ると布団が二組敷かれていた。
「なんか…エロいよな、これって」
不意に駿が言って、櫂は笑ってしまう。
「それって、なんかを想像してる駿がエロいんじゃないの?」
笑いながら華奢な背中を抱きしめた。
「な、なんでだよー、櫂だってそう思ってんだろ?」
手を回して駿の股間を触りながら「確かに」と答える。
「もう、こら、櫂ってば…まだお腹いっぱいで苦しいから…」
しばらく抵抗していたが、観念したように駿は身体を緩めた。
その隙にスルッと紐を解き、浴衣を脱がせる。
「わ…」
あっという間に下着1枚になった駿は、櫂の浴衣も脱がせた。
二人で布団に倒れ込み、抱き合ってキスをする。
いつもと違う場所での性行為は、心から開放的になり興奮した。
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