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「マサ、あー〜んしろ、あー〜ん!」
「いやあの、自分で食べれrうわぁぁ、すっごい食べたい気分!!ありがとう百合くん!!」
「えへへ、なら良かった」
ねぇ、無駄に可愛い仕草向けるのやめてもろて
爽やかくんと一匹狼君からの視線が痛い
ご挨拶が遅れました。
まあ許せください。さっきまでとんでもない目にあってたんすよ。前話見ればわかる。
僕は佐藤正臣。至って普通のDK
………なんだけども、お腐れ様である親友2人に嵌められ一人部屋にさせられた挙句、王道転校生とやらと一緒になってしまった
ちな俺はお腐れ様では無いためこの展開はだいぶキチィ
マジ許さないかんなテメェら。最近会ってないけどこれ絶対雲隠れしてんだろ、会ったら足の小指タンスを通る度にぶつける呪いかけてやるから覚悟しとけよ
「マサマサ!あ〜」
「…ん?……あ、あぁ」
君のエビチリも食べさせろってか?ハッ、んなことしてやるよちくせう()
何故か知らないけどこのマリモくんなーんか庇護欲というか母性が………oh.....俺もアイツらに毒されてきてんなァ……
痛い痛い痛い、いくら気に入ってる相手が他の男にアーンさせられてるとしても足蹴ってくんのは酷いって!
あとアンタ確か誰にでも優しいと評判のスマイルプリンス(笑)だろ。どこがだよ!!むしろ悪魔じゃねぇk痛い痛い痛いッ!
ブツクサと文句を言ってると再度長い足で蹴りあげられた。しかも弁慶の泣き所(すね)
痛い、ぴえん
え?エスパータイプでおられますか?
「百合、俺のも食べる?これ美味しいよ」
「そ、そうなのか??くれ!」
「……百合、これやる、食え」
爽やかくんのマーボーに対抗するかのように一匹狼くんは自分の杏仁豆腐を与える
杏仁豆腐て、あんた激辛ラーメン食ってそうな感じやん。なぜ甘味、ギャップ萌えかよ
…………あぁぁぁぁあヤバい!!!!周りの視線見てよアンタら!!!もういやあ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙!!!僕おうち帰るぅぅぅぅぅぅぅぅ!!!(泣)
佐藤が机に突っ伏しておいおいと泣く周辺の席では、2人の親衛隊が悲鳴をあげていた
「そ、そんな……あんな格好の者に、東條様が、アーン……だって……?フラッ」
「クッ、隊長!!お気を確かにっ!!」
「そうっすよ隊長!王道(ww)なんかに負けないでくだせぇ!!!」
「ふふ、すまない……私はもう限界のようだ……あとは、たの、んだ…ガクリ」
「「たいちょぉぉおおおおおおお!!!!」」
ある場所ではロミオ顔負けの悲劇が開演され
※隊長は効果音を自分で言っちゃう系の子です
「なんなのあのモジャモジャ!!あんな格好で爽沙様に近づくなんて!!!」
「信じられない!せめて髪にストレートアイロンかけてよ!!」
「アハッ★な〜んかモジャってしててメガネがちょ〜ダサくてウケる〜www!隊長ちゃんもなんかいってあげたらァ?」
「え、えっと。僕?……不潔!モジャモジャ!マリモ!メガネくん!!………えっと、モジャくん!!!」
「心温隊長!!ボキャブラリーが迷子よ!!」
「だけどそこがかわいい!」
「マァジでそれなー!!」
またあるところでは天使が崇められていた
「……アッハハハハ〜wwwwwあいつ、ほんと〜に巻き込まれちゃてるぅwもう机の上でDieDieしちゃってんじゃん!ウケる〜★」
「爽やかは、ここまで香るの、クリニカが(真顔)」
「ミントって言ってやれってミントってぇwww」
とあるところでは腐海が発生していた
CHAOSはこれにてしゅうりょ……
なんて、この程度で終わらないのが王道学園クオリティだ
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