山小屋の章

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山小屋グルメ。 マムシが小屋の前をはっていた。 神崎さんはテンション爆上りでマムシを踏みつけた。 そして尻尾をつかんで振り回して頭を地面に叩きつけて蛇を殺した。 その日の夜ご飯には蛇のスープが出てきた。 独特の臭みがあって少しもうまくなかった。 神崎さんがアカタケというのをとってきた。 天ぷらにして食べた。 これは絶品だった。 神崎さんが山女魚を釣ってきた。天然モノの鮎って釣っていいものなの?と疑問に思いつつも、自分がやっていることではないのでまあ、いいか。 天然山女魚、こいつはもう大絶品。 臭みが全く無くおいしかった。 山ならではというのはこれぐらい。 あとはヘリコプターで運ばれてくる、豚肉やら野菜やらを使って、調理するだけ下界よりも食材が少ない分代わり映えはしないメニューで毎日腹を満たすための飯を食べて過ごした。
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