118人が本棚に入れています
本棚に追加
「ダメ、だったんです、先輩…。キスまでは普通にできて、その後も、胸とか…下とか色々、触ったりして、あ、このまま、いけるかな?なんて、進めていったんですけど、最終的に、こっちが全く…」と、自身の下半身の方を指差して、うなだれる圭一…
嘘だろ~…俺にはなんも言わずに、そんな深いところまで…可愛い女子と…楽しんでいたなんて…… 俺は軽くだが、ショックを受ける。
やっぱりコイツは、モテるタイプなんだな…男の俺から見てもそう思うし…ずっりぃーな、、コイツ、人が羨むもの、なんでも、もっていやがる…
なんか、無性に、イライラしてきた。
俺にはもう二年ほど彼女がいないのもあって、圭一の何気ない、そのモテ発言に、余計に腹が立つ。その可愛い年下女子、俺に譲ってくれないかな…なんて、意味不明なことまで考える俺…
だいぶ脳が、疲れてるみたいだ……
「…は?…そっか、うん、話は大体、わかったよ。
でも、そんなんは、その日の体調とかにもよるんじゃ、ねえの?たまたま疲れてたとか、ストレスとか色々、男にもあるじゃん。」
それは事実だ。女子がなんと言おうと、男は意外とナイーブにできているんだ。
最初のコメントを投稿しよう!