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店長現る!
誠は豪鬼を踏みつける客の下に、ゆっくりと歩いて行くと、コック帽を外してその客に声をかける。
「私が店長ですが、この店員が何か?」
「あぁん? おせぇんだよ、くそ店長が。何かもくそもねぇだろ。この店員が出した茶に葉っぱが入ってたんだよ! どう責任とるんだ? あぁん?」
その鬼族は誠に詰め寄った。
「そうですか……葉っぱが……それは申し訳ございません。」
「そうだろ? だからテメェはどう責任取るんだって聞いてんだよ、コラ!」
「そうですね、お前らみたいなクズ野郎にお茶を出すなんて、勿体ない事をしてしまった。」
なんとそのまま謝罪するかに思えた誠は、そいつらを冷たい目で射抜くと、クズ野郎と言い放つ。
これに激怒した鬼達。
「んだとコラ! もういっぺん言ってみろや!!」
バカにされたと思った鬼族4人は、全員立ち上がった。
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