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「田浦さん、そんな人居ないよー。誰も私みたいな男女、彼女にしてくれないもん」
耳を疑った。彼女の魅力に気づきもしない同僚や、他の連中の見る目の無さに死ぬほど感謝した。
「じゃあ俺がなる!」
自分でも驚く程大きな声を出した。ここがバーという事も忘れ、注目される事もお構いなしに彼女の手を取り、はっきりと伝えた。
「俺の彼女になってくれませんか、貴女が好きです!」
Episode0-1 Side 田浦忍・完
Next episode0-2 Side 西島早紀 Coming soon.
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